JAZZ SCENE:ジャズの音色に耽溺して。

今日(1月22日)は、ジャズの日。
何で今日なのかというと、JAZZの”JA”が”January”(1月)の先頭2文字であり、”ZZ”が”22″に似ているため、2001年に日本のJAZZ DAY実行委員会が制定し実施した記念日だからだそうです。

一口にジャズと言っても、そのスタイルやジャンルは数多あり、これは好きだけどあれは好みじゃないといった具合に、人によってそれぞれ傾向が出てくる音楽ですよね。
元々は19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ南部の都市を中心に派生した音楽形式なのですが、技法や理論なども急速に発展し、今では多くの人に親しまれる音楽になっています。

ざっくり分類すると、
・古いジャズとしてのブルース、ニューオーリンズ・ジャズ / ディキシーランド・ジャズ
・白人が主体となって作られた大人数編成によるスイング(デューク・エリントン楽団、カウント・ベイシー・オーケストラなど)
・小編成バンドの個人の即興ソロ中心のビ・バップ(チャーリー・パーカー(sax)など)
・マイルス・デイヴィスが西洋中世の教会旋法をヒントに開発したモード(マイルス・デイヴィス(trumpet)、ジョン・コルトレーン(sax)、ビル・エヴァンス(piano)、ハービー・ハンコック(piano)など)
・即興主義を徹底したフリー(オーネット・コールマン(sax)など)
・ジャズとロック、R&B、ラテンなどが融合されたフュージョン(リターン・トゥ・フォーエバー、ハービー・ハンコック、リー・リトナーなど)
といったところでしょうか。

私は、バーの片隅でゆっくり美味いお酒とつまみを楽しむときに、モードスタイルのJAZZが流れていてくれたら、ずっと怠惰な至福の時間を過ごしてしまいますので、やっぱありきたりだけどビル・エヴァンスかコルトレーンかマイルスがお奨めですね。
特に、この3人が競演し、モードスタイルの起源ともいわれるアルバム「Kind of Blue」は定盤中の定盤。
・ソー・ホワット – So What 
・フレディ・フリーローダー – Freddie Freeloader
・ブルー・イン・グリーン – Blue In Green
・オール・ブルース – All Blues
・フラメンコ・スケッチ – Flamenco Sketches
クレジット上は全曲マイルス・デイヴィスが作曲となってますが、。実はBlue In Greenだけはビル・エヴァンスの作曲。
そんなところも楽しみながら、今宵はゆっくりとJAZZの流れる止まり木で美味いショットでも楽しんでみてください。

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