夏も近づく八十八夜!春惜しみ風薫る日々をお楽しみください!

今日(5月2日)は八十八夜。
八十八夜は雑節のひとつで、立春を起算日(第1日目)として88日目(立春の87日後の日)にあたる日です。

もともと、太陰暦がベースである日本の旧暦では暦日と季節が最悪で半月もずれるために、太陽暦をベースとした雑節としておこり広まったもので、現在では平年なら5月2日、閏年なら5月1日が八十八夜にあたります。(数十年以上のスパンでは、立春の変動により5月3日の年もあるのですが、細かい話は置いておきましょう)

ちなみに一年には二十四節気・五節句などの暦日がありますが、雑節は季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた、特別な暦日として次の9つが設定されています。
(とはいっても、最近では日常の中であまり意識されることもなくなってきているものも多いですが。。。)
・節分
・彼岸
・社日
・八十八夜
・入梅
・半夏生
・土用
・二百十日
・二百二十日

春の心地よい風や日差し、咲き乱れる花を愛で続けたいと思いながらも、時間はあっという間に過ぎ去り、気が付けばもう夏の空気に包まれています。
冬と違い、”春惜しむ”という言葉もあるように、春とは惜しむ程に古来から愛される季節でもあるのですよね。

そして5月ともなれば、茶摘みと田起こしの時期。
こうした季節の風景が過ぎ去りながら、夏の気配はますます近づいていきます。

今月もあなたにとってステキな日々でありますように。

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