先のボンドカクテルでウオッカ・マティーニに触れた繋がりで、今回はウオッカです。
映画の中のウオッカは、ストレートだとやはり自堕落で社会的にドロップアウトしたような人達が飲むようなイメージで描かれがちです。
スミノフもアブソルもズブロッカも、そんな高いお酒じゃないですしね。
お騒がせ女優のリンジー・ローハンが溺れていたのもウオッカ。(一時は日に2ℓというから、完全にNGでしょう)
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、うらぶれた母親役のリー・トンプソンが握っていたボトルもウオッカでした。
ま、「ロング・キス・グットナイト」でジーナ・デイビスがカッコよくフィンランディア・ウオッカを飲んでましたが、これは例外かな。
でも、カクテルとなるとこれは話しが別で、先の007のボンド必須アイテムのひとつにもなってますし、ジンよりもクセがない分カクテルとしては作りやすい(かつ酔わせやすい^^)お酒であることは確かです。
「カクテル」でバーテンダーのトム・クルーズが提供している中でも話題になったのが”オーガズム”と”セックス・オン・ザ・ビーチ”。いわゆるレディーキラーカクテルですね。
”オーガズム”はカルア、”セックス・オン・ザ・ビーチ”はパイナップルJなどで口当たりを甘くしてグイグイ飲ませる仕様。
「恋人達の予感」で、メグ・ライアンが注文していたのは、トマトJベースの”ブラッディーメアリー”。
「キャットウーマン」で、ハリー・ベリーが注文したのはミルクベースの”ホワイト・ルシアン”。
「ボディガード」でケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストンが飲んでいたのは、オレンジJで味付けした”スクリュードライバー”でした。(これも流行ったなあ)
他にも、映画でちょこちょこ出てきてるはずですが、今回はネタ尽きです。
でも、実際にウオッカベースのカクテルを自ら注文する人は、男女問わず強いお酒を飲める(=呑兵衛)イメージはありますよね。
一緒に飲んでても途中で潰れられる心配もあまりないので、楽しくお酒が愛でられる相手だっていう安心感みたいなものを感じる訳です。
そんなこんなで、70過ぎたら、その日に思い付いたつまみ数種とお酒しか出さない、うらぶれたバーの偏屈ジジイになろうと決めている私でした。
今回はこんな感じでおしまいです。
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