ドゥービー・ブラザーズ (The Doobie Brothers) は、アメリカ音楽界で大きなムーヴメントとなったウェストコースト・ロックを代表するバンド。
71年デビューし、72年の2枚目のアルバム『トゥールーズ・ストリート』より「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」がヒットし、注目を浴びる。
73年のサード・アルバム『キャプテン・アンド・ミー』からは「ロング・トレイン・ランニン」がトップ・テン・ヒットとなり名実ともにアメリカン・ウェストコースト・ロックの代表グループとなった。
75年にはスティーリー・ダンに在籍していたジェフ・バクスターが参加してトリプル・ギターとなる。しかし、77年にはトム・ジョンストンが脱退し、代わりにキーボード・プレイヤーのマイケル・マクドナルドが参加し、都会的な洗練されたサウンドをを持つバンドへと変身。リズミックな心地良い振動のロック・サウンド、ハスキーで力強いヴォーカルが飛躍のポイント。
78年の『ミニット・バイ・ミニット』からのシングル「ホワット・ア・フール・ビリーヴ」がグラミー賞のソング・オブ・ジ・イヤーに選ばれた。
デビュー以来3,000万枚以上のアルバム・セールスを誇る。
アルバム「Toulouse Street」(1972年 全米21位)
シングル「Listen to the Music」(全米11位)
アルバム「The Captain and Me」(1973年 全米7位)
シングル「Long Train Runnin’」(全米8位)
シングル「China Grove」(全米15位)
アルバム「What Were Once Vices Are Now Habits」(1974年 全米4位)
シングル「Black Water」(全米1位)
アルバム「Stampede」(1975年 全米4位)
シングル「Take Me in Your Arms (Rock Me)」(全米11位)
アルバム「Takin’ It to the Streets」(1976年 全米8位)
シングル「Takin’ It to the Streets」(全米13位)
アルバム「Livin’ on the Fault Line」(1977年 全米10位)
アルバム「Minute by Minute」(1978年 全米1位)
シングル「What a Fool Believes」(全米1位)
シングル「Minute by Minute」(全米14位)
アルバム「One Step Closer」(1980年 全米3位)
シングル「Real Love」(全米5位)
アルバム「Cycles」(1989年 全米17位)
シングル「The Doctor」(全米9位)