グローヴァー・ワシントン・ジュニア(Grover Washington, Jr.)はジャズ・フュージョン界を代表するサックス奏者で、クワイエット・ストームを推進させ、スムーズ・ジャズの礎を作った”スムーズ・ジャズの父”としても知られている。
71年初のリーダー作『インナー・シティ・ブルース』を発表し、一躍フュージョン・シーンのトップ・プレイヤーとして注目を集めた。
1982年『ワインライト』でJAZZ ALBUMチャート連続29週、通算31週1位をキープ。またシングル「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」(邦題:クリスタルの恋人たち)※)はPOPチャートで最高位2位、またR&Bチャートでも最高位3位を記録し、グラミーで最優秀ジャズ・フュージョン賞を獲得。
※)この曲のヴォーカルはビル・ウィザース。
71年から21タイトルのリーダー作、3タイトルのベストを残し、フュージョン界を代表する偉大なるサックス・プレイヤーとして確固たる地位を築いた。
アルバム「Inner City Blues」(1972年 全米62位)
シングル「Inner City Blues」
シングル「Mercy Mercy Me」
アルバム「Mister Magic」(1975年 全米10位)
シングル「Mister Magic」(全米54位)
アルバム「Feels So Good」(1975年 全米10位)
アルバム「A Secret Place」(1976年 全米31位)
シングル「Knucklehead」
アルバム「Live at The Bijou」(1977年 全米11位)
シングル「Summer Song」
アルバム「Reed Seed」(1978年 全米35位)
シングル「Do Dat」
アルバム「Paradise」(1979年 全米24位)
シングル「Tell Me About It Now」
アルバム「Skylarkin’」(1980年 全米24位)
シングル「Snake Eyes」
アルバム「Winelight」(1980年 全米5位)
シングル「Just the Two of Us」(全米2位)
アルバム「Come Morning」(1981年 全米28位)
シングル「Be Mine (Tonight)」(全米92位)