ヴァンゲリス(Vangelis)は、ギリシャの音楽家、シンセサイザー奏者・作曲家。
1968年にデミス・ルソス、ルカス・シデラスとともに伝説のバンド、アフロディーテス・チャイルドを結成、パッヘルベルのカノンを編曲したシングル「Rain and Tears(雨と涙)」がヨーロッパや日本で大ヒット。
1973年に初のソロ・アルバム『EARTH』を発表。
以降、『Heaven and Hell(天国と地獄)』、『Albedo 0.39(反射率0.39)』、『Opera Sauvage(野生)』、『China(チャイナ)』、『Direct(ダイレクト)』、『The City(シティ)』、『Oceanic(オセアニック)』等々、多くの作品をリリースし、その独自の音楽世界は世界的に高い評価を得る。
『L’apocalypse des Animaux(動物の黙示録)』、『Antarctica(南極物語)』、『Chariots of Fire(炎のランナー)』、『Blade Runner(ブレードランナー)』、『1492 – Conquest of Paradise(1492コロンブス)』のサウンドトラックを手掛ける。
『Chariots of Fire(炎のランナー)』では1982年のアカデミー賞で作品賞とオリジナル作曲賞を受賞、テーマ曲は世界的に大ヒットし、アルバム、シングルともに全米ビルボードのポップス・チャートの1位となる。
1999年には、2004年開催のオリンピックのエンブレムの除幕式の音楽も作曲。
2002年にはFIFAワールド・カップのテーマソングを作曲、その年日本で最も売れた海外アーティストのシングルとなり、RIAJ(日本レコード協会)からインターナショナル・ソング・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。
アルバム「End of the World」(Aphrodite’s Child 1968年)
アルバム「It’s Five O’Clock」(Aphrodite’s Child 1968年)
シングル「Rain and Tear」Aphrodite’s Child 1968年
シングル「I Want to Live」Aphrodite’s Child 1968年
シングル「Spring, Summer Winter and Fall」Aphrodite’s Child 1968年
アルバム「Earth」(1973年)
アルバム「L’apocalypse des Animaux(動物の黙示録)」(1973年)
アルバム「Heaven and Hell(天国と地獄)」(1975年 全英31位、全米204位)
アルバム「Albedo 0.39(反射率0.39)」(1976年 全英18位)
シングル「Pulstar / Alpha」
アルバム「Opera Sauvage(野生)」(1979年)
アルバム「China(チャイナ)」(1979年)
アルバム「Chariots of Fire(炎のランナー)」(1981年)
シングル「Chariots of Fire: Titles / Eric’s Theme」
アルバム「Blade Runner(ブレードランナー)」(1982年)
アルバム「Direct(ダイレクト)」(1988年)
シングル「Will of the Wind / Intergalactic Radio Station / Metallic Rain」
アルバム「The City(シティ)」(1990年)
シングル「Wisdom Chain / Page of Life / Sing with Your Eyes – Jon & Vangelis」
アルバム「1492 – Conquest of Paradise(1492コロンブス)」(1992年)
シングル「Conquest of Paradise / Moxica and the Horse」
アルバム「Oceanic(オセアニック)」(1996年)
シングル「Ask the Mountains / Slow Piece – Vangelis with Stina Nordenstam」