いやあ、連日暑いですねえ。
もうすっかり夏本番で、今年も例年以上に猛暑なの?って心配になってしまいます。
もう上着なんて悠長に着てられない、少しでも薄着で過ごしたいとはいいつつ、ビールの摂取量が増える一方だし、辛いものも美味しいし、気にすべきボディラインはすっかりどこへやら。
この暑さの中でダイエットしようものなら、一発で夏バテしそうで、食事を減らすことも躊躇しますよね。
そこで、夏の日差しで受けたダメージケアと食べながらダイエットが出来そうな食べ物がないかと探してみました。
と、目に留まったのが最近流行っている「ナッツ美容」。
ナッツ類はアンチエイジングをはじめとした美容効果やダイエット効果、心臓病のリスクの軽減が期待できる食材として知られていますよ。
そんなナッツ類を使った「ナッツ美容」とは、なんと1日25粒、約160キロカロリーのナッツを食べるだけ。
25粒というと、大体片手で1盛り分。
勿論普段の食事は一切制限なく摂っても問題ないので、これなら楽に続けられそうだと思いませんか。
で、ナッツ類といってもいろんな種類がありますよね。
ピスタチオ、アーモンド、カシューナッツ、くるみ、ピーカンナッツ、ヘーゼルナッツ、マカダミアナッツ等々。
これらには、良質な脂質(オレイン酸など)、ビタミンE、ビタミンB2、マグネシウム、鉄分、食物繊維が主な栄養素として含まれています。
でも、出来ればこの中でも最も効果があるものを摂って、効率的に美容効果やダイエット効果を出したいもの。
とくれば、断然アーモンドなんですよ。
アーモンドには、先に挙げたような心臓病やガンのリスク軽減に加え、動脈硬化の予防、アンチエイジング、骨密度強化、体重減量などといった効果が期待できると言われています。
炭水化物は通常、α-グルコシターゼという消化酵素によって分解されてブドウ糖になり、からだに吸収されていくものですが、アーモンドを食べるとα-グルコシターゼの働きが遮られ、ブドウ糖になりにくく、分解されなかった炭水化物は体外に排泄されるとのこと。
更に、リパーゼという脂肪分解酵素の働きで、脂肪は脂肪酸とグリセリンに分解されて吸収されるのですが、アーモンドにはこのリパーゼの働きも阻害する効果があり、結果として脂肪は分解、吸収されることなく、体外に排出されるのだそうです。
これまでは、アーモンドは太るとか、思春期に食べるとニキビの原因になる、なんて言われていましたが、実は糖や脂肪吸収抑制のすぐれた食べ物だったんですね。
勿論バランスのとれた食生活ありきで、このアーモンドを採り入れた「ナッツ美容」を試してみませんか。