デュラン・デュラン(Duran Duran)は、1980年代前半のニューロマンティック(New Romantic)といわれるムーブメントやMTVブームの火付け役となったイギリスのロックバンド。
ニック・ローズ(キーボード)、ジョン・テイラー(ベース)、サイモン・ル・ボン(ヴォーカル)、アンディ・テイラー(ギター)、ロジャー・テイラー(ドラム)の5人編成にて81年シングル「プラネット・アース」でレコード・デビュー。
同年発売されたファースト・アルバムも全英3位となり、「グラビアの美少女」(全英5位)、「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」(全英5位/全米3位)と立て続けに大ヒット・シングルを放つ。
翌82年にはセカンド・アルバム「リオ」を発表し、シングルでは初の全英No.1シングル「プリーズ・テル・ミー・ナウ」や英米3位の「ユニオン・オブ・ザ・スネイク」などの大ヒットを記録した。
83年リリースのサード・アルバムも全英1位/全米4位となり、そこからのシングル「ザ・リフレックス」が初の全米No.1の大成功を収める。
その後、ニック・ローズが共同プロデュースした“カジャ・グーグー”のデビュー・アルバムとシングル「君はToo Shy」も大ヒットを記録する。
84年、ジョンとアンディがロバート・パーマーとファンク系の黒人プレイヤー、トニー・トンプソン(元シック)とプロジェクトを組み、パワー・ステーションを結成、85年発表の最初のシングル「サム・ライク・イット・ホット」も大ヒットを飛ばす。
85年には、サイモン、ニック、ロジャーがア-ケイディアというプロジェクトで活動を開始、シングル「エレクション・デイ」もヒットとなる。
同じ時期、デュラン×2として映画007シリーズのテーマ曲「美しき獲物たち」は全英2位/全米1位となっている。
アルバム「デュラン・デュラン」 (Duran Duran) (1981年 全英3位・全米10位)
シングル「プラネット・アース」 (Planet Earth) (英12位)
シングル「ケアレス・メモリーズ」 (Careless Memories) (英37位)
シングル「グラビアの美少女」 (Girls On Film) (英5位)
アルバム「リオ」 (Rio) (1982年 全英2位・全米6位)
シングル「マイ・オウン・ウェイ」 (My Own Way) ( 英14位)
シングル「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」 (Hungry Like The Wolf)(英5位・米3位)
シングル「セイヴ・ア・プレイヤー」 (Save A Prayer) (英2位)
シングル「リオ」 (Rio) (英6位・米14位)
シングル「プリーズ・テル・ミー・ナウ」 (Is There Something I Should Know ?) (英1位・米4位)
アルバム「セヴン&ザ・ラグド・タイガー」 (Seven and the Ragged Tiger) (1983年 全英1位・全米8位)
シングル「ユニオン・オブ・ザ・スネイク」 (Union Of The Snake) (英3位・米3位)
シングル「ニュー・ムーン・オン・マンデイ」 (New Moon On Monday) (英9位・米10位)
シングル「ザ・リフレックス」 (The Reflex) (英1位・米1位)
シングル「ワイルド・ボーイズ」 (The Wild Boys) (英2位・米2位)
シングル「セイヴ・ア・プレイヤー(ライブ)」 (Save A Prayer (Live)) (米16位)
シングル「007 美しき獲物たち」 (A View To A Kill) (英2位・米1位) 映画『007 美しき獲物たち』
アルバム「ノトーリアス」 (Notorious) (1986年 全英16位・全米12位)
シングル「ノトーリアス」 (Notorious) (英7位・米2位)
シングル「スキン・トレイド」 (Skin Trade) (英9位・米39位)
アルバム「ビッグ・シング」 (Big Thing) (1988年 全英15位・全米24位)
シングル「アイ・ドント・ウォント・ユア・ラヴ」 (I Don’t Want Your Love) (英10位・米4位)
シングル「オール・シー・ウォンツ・イズ」 (All She Wants Is) (英8位・米22位)
シングル「オーディナリー・ワールド」 (Ordinary World)(英6位・米3位)