名古屋に居ながらも、なぜか訪れる機会のなかったヤマザキマザック美術館のご紹介です。
ここではヴァトー、ブーシェ、フラゴナール、ケファロス、シャルダンといったフランスのオールドマスターをはじめとするロココの時代から、ロマン主義を代表するドラクロワ、新古典主義のアングル、写実主義、印象派のシャガール、モネ、そしてエコール・ド・パリ等、18世紀から20世紀に至るフランス美術300年の流れが一望できる上、19世紀末にフランスを中心に花開いたアール・ヌーヴォーの代表的な作家であるガレをはじめとする、様々な作家達のガラス工芸品、家具も展示されています。
開館してまだ5年足らずの新しい美術館ですが、日本の美術館では珍しく、作品に合わせて展示室の壁の色も赤・黄・青などの色を付けていたり、額装のガラス板やアクリル板を外した展示を行っていたり、音声ガイドの無料サービスを行っていたり、と意外なところで訪れる人を楽しませる演出がそこかしこにあります。
名古屋市営地下鉄 東山線 新栄駅に直結なので、雨の日でも安心。
たまには、ゆったりとした優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。