ジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)は、“70年代最高の詩人”と称される、ドイツ生まれアメリカ/ロサンゼルス育ちのミュージシャン。
72年のデビュー・アルバム『ジャクソン・ブラウン』は高い評価を受け、シングル「ドクター・マイ・アイズ」はトップ10ヒットとなった。
イーグルスのデビュー・ヒット「テイク・イット・イージー」のソングライターでもあり、『レイト・フォー・ザ・スカイ』(1974)、『プリテンダー』(1976)、『孤独なランナー』(1977)、初の全米1位を獲得した『ホールド・アウト』(1980)等など傑作・名作アルバムは数知れず、当時成熟期に入ろうとしていたロック・シーンに於いてシンガー・ソングライターというスタイルを確立した。作品内容も、単なる“ウエストコースト・サウンド” という形容にとどまらず、奥深く文学性・精神性の高い歌詞、社会性を含むメッセージを作品に盛り込むなど、 “ミュージシャン” の枠を超えたクォリティを保っている。
70年代から80年代にかけては、 “真のアメリカを語れる真のロック・アーティスト” として、ブルース・スプリングスティーン、トム・ペティと共に並び称された。
アルバム「Jackson Browne 」(1972年 全米53位)
シングル「Doctor My Eyes」(全米8位)
アルバム「Late for the Sky」(1974年 全米14位)
アルバム「The Pretender」(1976年 全米5位)
シングル「Here Come Those Tears Again」(全米23位)
アルバム「Running on Empty」(1977年 全米3位)
シングル「Running on Empty」(全米11位)
シングル「Stay」(全米20位)
アルバム「Hold Out」(1980年 全米1位)
シングル「Boulevard」(全米19位)
シングル「That Girl Could Sing」(全米22位)
シングル「Somebody’s Baby」(全米7位)
アルバム「Lawyers in Love」(1983年 全米8位)
シングル「Lawyers in Love」(全米13位)
シングル「Tender Is the Night」(全米25位)
アルバム「Lives in the Balance」(1986年 全米23位)
シングル「For America」(全米30位)