ボビー・コールドウェル(Bobby Caldwell)は、1970年代から1980年代にかけて流行したAORサウンドを代表するアメリカのミュージシャン。
1978年のデビュー曲「風のシルエット(What You Won’t Do for Love)」がヒットし、当時流行していたAORの新星として脚光を浴びる。
洗練された音の世界を持ちつつも、多くの初期AORシンガーのようにボーカルスタイルはR&B色が濃く、ブルー・アイド・ソウルの歌手として分類されることもある。
85年頃からコンポーザーとして、コモドアーズ、ピーター・セテラ&エイミー・グラント、シカゴ、ボズ・スキャッグス、アル・ジャロウ、ジェームス・テイラー、マイケル・センベロ、ニール・ダイヤモンドなど多くのアーチスト達に数々の名曲を提供している。
中でも「ネクスト・タイム/ピーター・セテラ&エイミー・グラント」(全米1位)、「ホワット・カインド・オブ・マン・ウッド・アイ・ビー/シカゴ」(全米5位)、「ステイ・ウィズ・ミー(STAY WITH ME/ピーター・セテラ」(映画『竹取物語』主題歌)は大ヒットを記録し、またボビーをシンガーとして再起させるきっかけとなった「ハート・オブ・マイン/ボズ・スキャッグス」の大ヒットであった。
89年、コンポーザー時代のものを自分でセルフ・カヴァーしたアルバム「ハート・オブ・マイン」をリリースした。
アルバム「Bobby Caldwell」(1978年 全米21位)
シングル「What You Won’t Do for Love」(全米9位)
シングル「My Flame」
シングル「Can’t Say Goodbye」(全米103位)
アルバム「Cat in the Hat」(1980年 全米113位)
シングル「Coming Down from Love」(全米42位)
アルバム「Carry On」(1982年 全米133位)
シングル「All of My Love」(全米77位)
アルバム「August Moon」(1984年)
シングル「Don’t Quit」
アルバム「Heart of Mine」(1988年)
シングル「Take Me, I’ll Follow You」
シングル「Heart of Mine」
シングル「Stay with me」