「グレート・ブックス」というのは、モーティマー・アドラーが主宰する古典研究活動への参加プロジェクトですが、人類の歴史に大きな影響を及ぼした本というものは、あなたが直面する重要な課題を解決するのに大切なヒントが散りばめられているものです。
コトラーも
「古典からは数学、経済学、工学などの知識を得ることはできない。
しかし、今日の学生の多くが起業やイノベーション、技術の興味はあっても優れた思想にあまり関心がないように見えるのは残念だ。
過去の偉大な思想を知ることは世の中を変える源泉になり、若者には必要な栄養素のはずだ。」
と言っているように、古典はあなたの知的好奇心をくすぐり、あなたの人生にとって大切な何かを与えてくれるもの。
ここでは、そんな大切な古典の数々を「グレート・ブックス」と称して紹介していきたい思います。
今回は紀元18世紀以降の古典を中心に、「グレート・ブックス」の第19弾です。
【グレート・ブックス(紀元18世紀以降)】
◆童子問 伊藤仁斎 1704年
『語孟字義』より学ぶ!荻生徂徠の古文辞学、本居宣長の古学の成立に大きな影響を与えた伊藤仁斎の名著!
『中庸発揮』より学ぶ!伊藤仁斎が込めた「中」「徳」「情」「道」「権」への思いを読み解いてみよう!
日本版論語・童子問より学ぶ!伊藤仁斎を通して見る孔子、孟子の教えとは?
◆弁道 荻生徂徠 1717年
政談より学ぶ!荻生徂徠が説く経世済民と礼楽刑政の道!