ビジネスアイデアメモ:
よい香りをかぐと心が落ち着き、体調やストレス解消にも効果があると言われていますが、これは自律神経を整えたり、ホルモン分泌を促したり、免疫力を高める働きをしてくれているためと考えられます。
要は、香りの成分が大脳辺縁系から視床下部や脳下垂体へと伝えられ、自律神経やホルモンの分泌調整、免疫などにも影響を与えているためなんですね。
こうした講釈はなくとも、よい香りによって誰もが穏やかになったり、気分が良くなったりしますよね。
で、今回はこの香りをビジネスに生かすアイデアについてです。
日本では古来から、
・3月のよもぎ
・4月の桜
・5月の端午の節句の菖蒲湯
・9月の菊
・12月の冬至のゆず湯
のように、季節ごとに香りのある植物を薬効としたり、食材や目で愛でることで利用されてきました。
また、仏壇でたくお線香だけでなく、純粋に香りを楽しむためににおい袋を用いたり、さまざまなお香をたいて楽しむ文化も根付いています。
お店にいけば、日本式、中国式、インド式などさまざまなお香やそれらを楽しむためのグッズが売られていますよね。
特に私達が懐かしく感じる和の香り。
これには、白檀、伽羅、沈香、桂皮、丁字など、漢方薬の原料にも使われる天然の植物が調合され、加熱することによって独特の芳香を発して、私達を楽しませてくれます。
こうした日本の風土に合わせて長い年月の中で作りあげられた香りだからこそ、どこか懐かしく感じるのだと思います。
お香には、線香、コーン、焼香、練香、抹香、塗香、匂い袋などいろいろなタイプがあり、用途に応じてそれぞれが好きな香りを楽しめるようになっていることも特徴ですね。
・香りのソムリエ、アドバイザー
→ 会員制にして、ランク付や称号、コーディネータとしてのバックアップ支援制度などを設ける。
・業種毎に沿った専門の香りのコーディネートと、香りの定期通信販売
→ 理容室、美容室、携帯ショップ、本屋(特に古本屋)、スポーツジム、ゲームセンター、占いSHOP、キャラクターグッズなどの雑貨屋、etc.
要は、人が長く居る場所、居て欲しい場所、心の癒しを求めてくるような場所に向けた汎用的な商品展開。
・自分にあった香りを見つけて。心地よくつかうコスメ
・香りのある生活で毎日を大切に生きてみよう
・香りをプリントアウトしてハガキにするプリンター
・70歳の時に30歳にしか見えなかった、伝説の女性の香りの秘密
・作れる香りは320種類! アプリで香りを友人に届けられるガジェット「OPHONE」登場
・100種類もの香りでお客を引き寄せる。ドトールやキオスクも採用した「匂いの販促サービス・ZaaZ(ザーズ)」
検討事項: