【書物リスト】思い入れのある小説 その5【日本続き】

整理してみて改めてわかってくるのは、小説ひとつ取ってみてもホント乱読と偏読が激しいなあ、という点です。
一連の読書歴だけを一通り列挙した上できちんと精神分析でもされたら、随分とお恥ずかしい結果になるのではと思うこと、ひとしきり。
ま、読書週間もあと少しということもあるので、今暫くは自分がこれまでに読んできた書物リストの作成の続きに集中してみたいと思います。
(でも、どうみても小説類の一部を纏めるだけで終わりそうですが。。。)

今回は、かなり軽めのモノを選んでみました。
深慮熟考する日々が続いているせいか、多分こうした柔らかいジャンルを無意識に渇望しているのかも。

【江國香織】
客観的にみると、やはり圧倒的に女流作家が少ない傾向がアリアリとして出てきています。
江國香織は、かなり有名になってからは随分と触れていないですね。

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【よしもと ばなな】
デビュー当時の作品は、話題になっていたのであえて避けていたのですが、それでも書店で立ち読みした瞬間に思わず引き込まれたのを記憶しています。

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続いては、最近何かの話題になった折にちょっと気になって、纏めて読んでみたのですが、かなりおもしろかった作家2人です。

【小路幸也】
現代風の寅さん的情緒が漂う作品といえば、いいですかね。
嫌いじゃないです、この感じ。

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【伊坂幸太郎】
あとで知ったのですが、原作がかなりの量、映画化されている作家ですね。
それと、これもある程度読み進めてみて気付いたのですが、登場人物が作品間でクロスオーバーしてるんですよね。
ラッシュライフや重力ピエロ、フィッシュストーリー、サクリファイスには黒沢という泥棒・探偵が、
オーデュボンの祈りやフィッシュストーリーには大西という泥棒が出てきますし、
注意してあれこれ読んでみると、他にもあれって感じで登場人物が交錯してます。
この傾向を最初に見つけたのは北方謙三からですが、他にも森博嗣や京極夏彦の作品などにも同じように同じ時代背景の中にある世界観で登場人物がそれぞれの作品に跨る傾向が見られます。
こうしたものの、読書のひとつの楽しみ方ですね。

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次はぐっと軽めのもの。

【喜多嶋隆】
まさに青春って言葉が、恥ずかしげもなく全面に踊っているような小説です。
当時から軽めで気分転換の読み漁りにうってつけでしたが、未だにこのタッチで描いているよう。。。

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【片岡義男】
概ね同じパターンなんだけど、表紙や各ページ差し込みの写真入り小説のスタイルが結構カッコ良くて、バッグには代替1冊は突っ込んでました。

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