メリーシャカ(メリー釈迦牟尼仏)!今日はお釈迦様の誕生日!

今日(4月8日)は、お釈迦様の生まれた日です。

西暦紀元前566年(西暦紀元前463年とする説もあり)とありますので、2581回目の誕生日、ということになりましょうか。

そもそも、12/25がイエス・キリストの誕生日(実際には0/1 or 10/2 だとか、9/5だとか、4月から9月までの間とか諸説ありあますし、生まれ年も西暦元年でなく、紀元前8年から紀元6年ごろまでと諸説ありますが)として、大部分の日本人がキリスト教でもないのに前夜のイブの日からクリスマスとして祝っている上に、亡くなると大半の日本人がお寺に世話になるにも関わらず、お釈迦様の誕生日を祝わないのは、ちょっと変だなあと思いませんか?

ということで、仏教の祖お釈迦様の誕生日を意識してみましょう、というご提案です。

そもそもお釈迦様は、天竺国(現在のインド)の北部、ヒマラヤ山麓を治めていた釈迦族の王・浄飯王と、その記・摩耶夫人の間に生まれた王子で、姓をゴータマ、名をシッダッタ(=古代インドパーリ語で「目的を成就した者」という意味)といいました。
釈迦という呼び名は出身である釈迦族から来ていますが、真理に目覚めてからは仏陀、または釈迦牟尼世尊(略して、釈尊)と呼ばれるようになりました。
そして、仏陀の教えが、いわゆる仏教、という訳です。

お寺では、4月8日にあわせて灌仏会や降誕会と呼ばれる法要が行われるのですが、それらは世間一般では「花まつり」という名称で広く知られています。
へえ、「花まつり」ってお釈迦様の誕生日を祝うことから来ているんだあ、と初めて気付かれた方もいるのではないでしょうか。
実はこのお釈迦様の誕生を祝う催し、日本では『日本書紀』に元興寺で西暦606年に催された記録がある程大変古い歴史を持っているんです。

ちまたでは「メリークリスマス」に対して「メリー釈迦牟尼仏」(=メリーシャカ)という言葉も生まれ、4月8日にはお釈迦様にちなんだイベントも催されているとのこと。

今日はそんなお釈迦様を意識してみながら、一日を過ごされてはいかがでしょうか。

49081480074938939428B00I013WB040033301104101144389488759958740982509694537250240