日本人の教養として美しい漢字を!旅行編1

私達の日常を取り巻く文字の中で、普段あまり使われることがなくなってきた漢字も数多あります。
しかし、こうした漢字の中には非常に美しいものや、はっと気づかされる意外なものがあります。
手書きで文字を書く習慣もますます少なくなってきていますが、普段使用頻度の低い漢字を顧みることで、新たな再発見をして欲しい。
そんな思いで、何回かに渡って美しい漢字を整理してみたいと思います。
ふとした折にこれらの漢字を使って、センスの良さをアピールしてみる、なんてのもいかがですか。

前回は文化前々回までは食でしたが、今回は旅行にこだわってみたいと思います。

【暗門滝】あんもんのたき
・青森県中津軽郡西目屋村に位置する滝。岩木川上流の白神山地内の暗門川にかかる。

【家光廟大猷院】いえみつびょうたいゆういん
・家光廟 大猷院は三代将軍徳川家光の廟所。規模は小さいが伽藍配置,様式は東照宮に準じ,国宝,重要文化財が多い。

【大峰奥駈道】おおみねおくがけみち
・吉野と熊野を結ぶ大峯山を縦走する、修験道の修行の道。

【賀茂御祖神社】かもみおやじんじゃ
・平安期以前の創祀で京最古の社の一つで山城国一の宮と崇められ、国事を祈願し、国民の平安を祈る神社。

【賀茂別雷神社】かもわけいかづちじんじゃ
・京都市内の北部上賀茂の地にあり、上賀茂神社(賀茂別雷神社)は下鴨神社(賀茂御祖神社)と共に、賀茂氏の氏神を祀る神社。

【元興寺】がんごうじ
・奈良市にある、南都七大寺の1つに数えられる寺院。

【金峯山寺】きんぷせんじ
・奈良県吉野郡吉野町にある金峰山修験本宗(修験道)の本山

【救世観音像】くぜかんのんぞう
・奈良県斑鳩町の法隆寺が所蔵する飛鳥時代(7世紀前半 – 中葉)作の仏像(木造観音菩薩像)

【熊野速玉大社】くまのはやたまたいしゃ

【五箇山】ごかやま
・和歌山県新宮市新宮1にある神社。熊野三山の一つ。熊野速玉大神と熊野夫須美大神を主祭神とする。

【小辺路】こへち
・弘法大師によって開かれた密教の聖地である高野山と、熊野三山の一角である熊野本宮大社とを結ぶ道

【石見銀山】いわみぎんざん
・島根県大田市にある、戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山

【西芳寺】さいほうじ
・京都市西京区松尾にある臨済宗の寺院。天龍寺の境外塔頭である。一般には苔寺の通称で知られる。

【座喜味城跡】ざきみじょうあと
・首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録されている。

【識名園】しきなえん
・首里城からそう遠くない場所に設けられた琉球王家の別邸。

【慈照寺】じしょうじ
・京都府京都市左京区にある、臨済宗相国寺派の寺院。

【斜里町】しゃりちょう
・ 斜里郡の中心となる町。世界遺産の知床を有し、夏季は多くの観光客が訪れる。

【修験道】しゅげんどう
・日本古来の山岳信仰が仏教などの影響のもとに習合された日本独特の宗教

【朱雀門】すざくもん
・古代、平城京や平安京といった条坊都市の宮城(大内裏)において南面する正門。

【太良峡】だいらきょう
・駒ケ岳や岳岱自然観察教育林に行く途中にあり、車道から渓谷に降りると旧森林鉄道の跡を散策する遊歩道がある。

【玉虫厨子】たまむしのずし
・奈良県斑鳩町の法隆寺が所蔵する飛鳥時代(7世紀)の仏教工芸品。

【転害門】てんがいもん
・天平時代の東大寺の伽藍建築を想像できる唯一の遺構(国宝)。

【東塔】とうとう
・東西両塔のうち東にある塔。比叡山延暦寺の三塔の一。延暦寺の中心地域で、比叡山東側の中腹にある根本中堂・戒壇院などを含む堂塔の総称。

【鞆ヶ浦】ともがうら
・石見銀山開発当初、銀鉱石が積み出された港

【中城城跡】なかぐすくじょうあと
・沖縄県中頭郡北中城村・中城村に存在した日本の城。

【中辺路】なかへち
・平安当時より京都または西日本からの参詣者にもっとも頻繁に遣われた熊野三山への参詣ルート

【丹生都比売神社】にうつひめじんじゃ
・和歌山県伊都郡かつらぎ町にある神社。式内社(名神大社)、紀伊国一宮。

【日光山輪王寺】にっこうさんりんのうじ
・栃木県日光市にある寺院で、天台宗の門跡寺院である。明治初年の神仏分離令以後、東照宮、二荒山神社とあわせて「二社一寺」と称される。

【二荒山神社】ふたらさんじんじゃ
・栃木県宇都宮市馬場通りに鎮座する元国幣中社。宇都宮明神ともいう。

【白鷺城】はくろじょう
・播磨国飾東郡姫路(兵庫県姫路市)にあった日本の城である。別名を姫路城。

【補陀洛山寺】ふだらくさんじ
・浜の宮王子の守護寺で、那智権現所属の七ヶ寺の本願のひとつ。

【間歩】まぶ
・石見銀山では明治以前は坑道のことを指す。

【弥山原始林】みせんげんしりん
・厳島神社の後背地にある常緑広葉樹(照葉樹)のエリア

【向白神岳】むかいしらかみだけ
・青森県西津軽郡深浦町にある山で、標高は1,250m。白神山地の最高峰。

【御蓋山】みかさやま
・奈良市の市街地東部にある山。三笠山とも書く。

【宮之浦岳】みやのうらだけ
・鹿児島県の屋久島中央部の山である。 標高1,936 mで、屋久島の最高峰であり、九州地方の最高峰でもある。

【宗像三女神】むなかたさんじょしん
・宗像大社(福岡県宗像市)に祀られている三柱の女神の総称である。宗像神(むなかたのかみ)、道主貴(みちぬしのむち)とも呼ばれる。

【羅臼岳】らうすだけ
・北海道北東部,斜里町と羅臼町の境,知床半島の中央にそびえる円錐(コニーデ)形の火山

【連子窓】れんじまど
・ 連子格子を取付けた窓。

【渡櫓】わたりやぐら
・城郭内に防御や物見のために建てられた長屋状の建物

44131108384413110498477416125X4413111109