「グレート・ブックス」というのは、モーティマー・アドラーが主宰する古典研究活動への参加プロジェクトですが、人類の歴史に大きな影響を及ぼした本というものは、あなたが直面する重要な課題を解決するのに重要なヒントが散りばめられているものです。
コトラーも
「古典からは数学、経済学、工学などの知識を得ることはできない。
しかし、今日の学生の多くが起業やイノベーション、技術の興味はあっても優れた思想にあまり関心がないように見えるのは残念だ。
過去の偉大な思想を知ることは世の中を変える源泉になり、若者には必要な栄養素のはずだ。」
と言っているように、古典はあなたの知的好奇心をくすぐり、あなたの人生にとって大切な何かを与えてくれるもの。
ここでは、そんな大切な古典の数々を「グレート・ブックス」と称して紹介していきたい思います。
今回は紀元19世紀以降の古典を中心に、「グレート・ブックス」の第23弾です。
【グレート・ブックス(紀元19世紀以降)】
◆東海道中膝栗毛 十返舎一九 1802-09年
◆こわれ甕 クライスト 1806年
◆ペンテジレーア クライスト 1808年
◆ミヒャエル・コールハース クライスト 1810年
◆精神現象学 ヘーゲル 1807年
◆法の哲学 ヘーゲル 1821年
◆歴史哲学講義 ヘーゲル 1837年
◆ファウスト ゲーテ 1808-31
◆親和力 ゲーテ 1809
◆詩と真実 ゲーテ 1811-31
◆イタリア紀行 ゲーテ 1816
◆人間的自由の本質 シェリング 1809年
◆神話の哲学 シェリング 1842年
◆稽古談 海保青陵 1813年
◆高慢と偏見 オースティン 1813年
◆エマ オースティン 1815年
◆南総里見八犬伝 曲亭馬琴 1814-42年
◆夢の代 山片蟠桃 1820年
◆おらが春 小林一茶 1820年
◆メデア グリルパルツァー 1821年
◆ドン・ジュアン バイロン 1821年
◆詩集 ガーリブ 19世紀
◆コウルリッジ詩集 コウルリッジ 19世紀前半
◆自殺について ショーペンハウアー 19世紀前半
◆知性について ショーペンハウアー 19世紀前半
◆読書について ショーペンハウアー 19世紀前半
◆意志と表象としての世界 ショーペンハウアー 1819年
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