今月は神の月とも呼ばれる「神無月」!深まる秋の中、ステキな日々をお過ごしください!

今月は神の月とも呼ばれる「神無月」!
平安時代より八百万の神々が出雲に集まるといわれ、日本全国の中でも出雲だけは「神在月」と呼ばれる月です。

色づく秋は山粧い、紅葉と実りが山々を華やかに彩る頃、我々が住む付近も、また街中にあっても、秋の色が深まる時期ですね。
少し郊外に出たり、電車の車窓から見える田園風景は、豊かに実った稲の穂波が風に揺られてまるで海を漂うよう。
日中は日を浴びて美しい黄金色に輝くかと思うと、夜には月の青い光に照らされて深い藍色がそこに広がっています。
街中にあっても、どこで鳴いているのか鈴虫の音色がちらほらと聞こえ、深まる秋の中、本格的な寒さが来る前の、次の季節の準備が始まっていることにも気付かされるのです。

天高し。
うろこ雲。
爽やか。
錦秋。
夜長。
花野。
秋果。
秋うらら。
菊日和。
露を結ぶ。

なんと美しい言葉の多いことか。
そんなステキな秋の言葉に囲まれて、今日は秋の七草でも楽しもうではありませんか。

「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花。萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花また藤袴、朝貌の花」(万葉集 山上憶良)

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