「グレート・ブックス」というのは、モーティマー・アドラーが主宰する古典研究活動への参加プロジェクトですが、人類の歴史に大きな影響を及ぼした本というものは、あなたが直面する重要な課題を解決するのに重要なヒントが散りばめられているものです。
コトラーも
「古典からは数学、経済学、工学などの知識を得ることはできない。
しかし、今日の学生の多くが起業やイノベーション、技術の興味はあっても優れた思想にあまり関心がないように見えるのは残念だ。
過去の偉大な思想を知ることは世の中を変える源泉になり、若者には必要な栄養素のはずだ。」
と言っているように、古典はあなたの知的好奇心をくすぐり、あなたの人生にとって大切な何かを与えてくれるもの。
ここでは、そんな大切な古典の数々を「グレート・ブックス」と称して紹介していきたい思います。
今回は紀元20世紀前半の古典を中心に、「グレート・ブックス」の第42弾です。
【グレート・ブックス(紀元20世紀前半)】
◆ジプシー歌集 ガルシア・ロルカ 1928年

◆血の婚礼 ガルシア・ロルカ 1933年

◆ベルナルダ・アルバの家 ガルシア・ロルカ 1936年

◆詩集 ガルシア・ロルカ 20世紀前半

◆三文オペラ ブレヒト 1928

◆形而上学とは何か ハイデッガー 1929

◆古代研究 折口信夫 1929


◆様々なる意匠 Xへの手紙・私小説論 小林秀雄 1929年

◆モオツァルト 無常といふ事・モオツァルト 小林秀雄 1946年

◆ベルリン・アレクサンダー広場 デーブリン 1929年

◆大地のうた ビブティブション・ボンドパッダエ 1929年

◆武器よさらば ヘミングウェイ 1929

◆響きと怒り フォークナー 1929年


◆死の床に横たわりて フォークナー 1930年

◆サンクチュアリ フォークナー 1931年

◆エミリーにバラを フォークナー 1931

◆八月の光 フォークナー 1932

◆アブサロム、アブサロム! フォークナー 1936年

◆恐るべき子供たち コクトー 1929年

◆西部戦線異状なし レマルク 1929

◆「いき」の構造 久鬼周造 1930年

◆機械 横光利一 1930年

◆U.S.A. ドス=パソス 1930~38

◆永続革命論 トロツキー 1930

◆特性のない男 ムージル 1930-52年

◆量子力学の物理的基礎 ハイゼンベルク 1930

◆価格と生産 ハイエク 1931

◆不完全性定理 ゲーデル 1931

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