新約聖書:キリスト降誕祭と羊飼いから。
今日(12月25日)は、キリスト降誕祭としてクリスマスが祝われる日です。 とはいっても、イエスの誕生日は『新約聖書』には記されていませんが、...
知命立命 心地よい風景 〜リベラルアーツ・知性と教養の海原〜
This is THE Shutou's SIGHT
今日(12月25日)は、キリスト降誕祭としてクリスマスが祝われる日です。 とはいっても、イエスの誕生日は『新約聖書』には記されていませんが、...
古来から預言書の類のものは玉石混交で、政情不安になる周期においてはたびたびブームとなりますが、今回はそんな預言書について整理してみたいと思い...
映画『エクソダス:神と王』の舞台は紀元前1300年のエジプト。 最強の王国として名をはせるエジプトの王家に養子として迎えられて育ったモーゼは...
『浜松中納言物語』は、作者未詳(通説では菅原孝標女)の平安時代後期の6巻(現存5巻)からなる輪廻転生物語です。 主人公中納言が、吉野山に唐の...
王朝物語は、平安時代後期から室町時代前期にかけて作られた小説・物語群のうち、和文と平仮名表記をもっぱらとし、王朝期の風俗や美意識・文学観念に...
『孝経』は、曽子の門人が孔子の言動をしるしたという中国の経書七経のひとつです。 儒教の根本理念である孝を述べ、つぎに天子、諸侯、郷大夫、士、...
『翁問答』は、孝行を中心とする道徳哲学を、わかりやすく問答形式で説いた全2巻の教訓書・心学書です。 先覚者「天君」とその弟子「体充」の問答を...
『修身教授録』の著者・森信三氏は、戦前・戦後を通じ日本の教育界最大の人物であると言われた哲学者・教育者です。 その生涯は「人生二度なし」の真...
『言志四録』は、佐藤一斎が後半生の四十余年にわたって書いた4書1133条※)の訓戒語録集で、西郷隆盛が座右の書とし、幕末維新の多くの志士達が...
『淮南子(准南子、えなんじ)』は『淮南鴻烈』ともいい、前漢の武帝・淮南王劉安が蘇非・李尚・伍被らの学者を集めて編纂させた10部21篇から成る...
先に赤穂浪士について触れましたが、彼らに多大な影響を与え、また後世では伊藤仁斎、荻生徂徠、吉田松陰、乃木将軍といった人物に影響を与えた思想家...
蒙求は、唐の李瀚が経史から歴史人物の逸話行跡を集約抜粋して著した、伝統的な中国の初学者向け教科書です。 日本には平安時代に伝えられ、鎌倉時代...
列子は春秋戦国時代の人、列御寇(河南鄭州人)の尊称にして道家「道」を体得した有道者。 その学問は黄帝と老子の思想にもとづき、清淡虚無、無為自...
『鬼谷子』(きこくし)は中国の戦国時代の縦横家・鬼谷(鬼谷子)によって書かれた、他人を説得する方法・遊説の方法についての書です。 一般に偽書...
韓非は、中国戦国時代末期の韓の思想家・法家で、戦国時代の思想・社会の集大成・分析とも言える非情の書『韓非子』(20巻55篇313章 106,...
1916年(大正5年)の今日(12月9日)、夏目漱石は49歳で永遠の眠りにつきました。 英文学の研究家であり、口語調に見られる現代日本語を築...
『墨子』の著者は中国春秋末期戦国時代の思想家墨翟とされ、一切の差別が無い博愛主義(兼愛)を説いて全国を遊説した人物で、墨子として知られていま...
荀子は、姓は荀、名は況といい、孟子の晩年の頃、戦国末期に趙に生まれ、秦の始皇帝の即位直前にこの世を去った儒学者で、しばしば荀卿と称されます。...
古代中国の春秋時代の思想家である老子の唱えた『道(タオ)』の思想は、戦国時代の荘子の無為の思想と並んで老荘思想と言われます。 老荘思想が最上...
今回は、まだ最近かな!と思える思い入れのある小説類です。 21世紀になって読んだものなのに、あー、そういえばこういうのもあったなあ、と逆に記...
『近思録』は、朱熹と呂祖謙が周濂渓、張横渠、程明道、程伊川の著作から編纂した、14巻からなる朱子学の入門書です。 儒学では『四書』(『論語』...
『小學(小学)』は、187年に朱熹が劉子澄に編纂させた儒教的な初等教科書で、朱子学の基本となる書です。 儒学では『四書』(『論語』・『孟子』...
肥前平戸の名君松浦静山侯の江戸時代後期を代表する随筆集『甲子夜話』の巻三十九に輯録されている『水雲問答』。 これは、上州安中の殿様板倉伊予守...
熊沢蕃山は、江戸前期の儒学者・陽明学者です。 元禄・享保期の思想家・儒学者の荻生徂徠にして「この百年来の大儒者は、人材では熊澤(蕃山)、学問...
”ギムレットには早すぎる” レイモンド・チャンドラーの名作『長いお別れ』の有名な一節です。 これを読んで、ついついバーでギムレットを頼んだ年...
今日(11月25日)は、44年前の作家三島由紀夫自決の日です。 私が生まれた年(1966年)に4部作となる”豊饒の海”の連載が始まり、決起(...
大塩平八郎の乱は、江戸時代の天保8年(1837年)に、大坂で大坂町奉行所の元与力大塩平八郎(中斎)とその門人らが起こした江戸幕府に対する反乱...
前回の海外モノ小説群でまとめきれなかったものを、続けて整理してみます。 今回は、10代を中心に読んでいた、どちらかといえばオーソドックスな古...
『宋名臣言行録』は、宋代に活躍した名臣の言行を、朱子とその弟子李幼武とががまとめた中国古典の伝記集です。 『貞観政要』と並び、帝王学の二大テ...
『李衛公問対』は「武経七書」のひとつで、唐の太宗李世民と李靖の対話形式で構成されている兵法書です。 別名『唐太宗李衛公問対』『唐李問対』とも...
『司馬法』は「武経七書」のひとつで、古くから伝わる司馬の兵法を研究させ、それに司馬穰苴の兵法を付け加えて『司馬穰苴の兵法』と名付けたものとさ...
兵法の代表的古典「武経七書」のひとつ、『三略』です。 こちらは問答形式で戦い方、陣構え、戦術などの疑問に答える形で説明している兵法書となりま...
兵法の代表的古典「武経七書」のひとつ、『六韜(リクトウ)』です。 周の文王・武王と太公望との対話という形を成して、政治のあり方、国のあり方、...
『尉繚子(ウツリョウシ)』は、中国古典兵法書「武経七書」のひとつで、秦の始皇帝に仕えた名将尉繚の説を収録したものといわれている人間本位の兵法...
『孫子』は、中国古典兵法書として知られる「武経七書」の中でも最も有名な兵法書であり戦略書です。 『孫子』は中国で最も古い兵法書でありながら、...
武経七書とは、北宋・元豊三年(1080年)、神宗が国士監司業の朱服、武学博士何去非らに命じて編纂させた武学の教科書です。 当時流行していた兵...
帝王学の書といわれていますが、立場に依らず、我が身を正す学問として名高い『貞観政要』です。 この書は、唐の史官である呉兢が編成したとされる太...
南洲翁遺訓は西郷隆盛の遺訓集で「西郷南洲翁遺訓」、「西郷南洲遺訓」、「大西郷遺訓」などとも呼ばれているものです。 明治維新の最大の功労者とも...
今日(11月10日)は、ドラキュラのモデルとなった15世紀のワラキア公ヴラド3世の生まれた日にちなんで、ヴァンパイアを挙げてみたいと思います...
ハードボイルドというと、現代風の時代背景の中で主人公が自分の生き方、主義を貫く行動、考え方を客観的に描く作風のジャンルとして扱われますが、個...
海外作家の作品にはまる時期の波ってのが自分の中にあって、 ・最初の周期では、シェイクスピアとかポー、ドイル、ディケンズといった古典でありなが...
前回が女流作家だったので、今回は男性の作家を思いつく順番で整理してみました。 まだまだ、全然吐き出し尽くせていないですが、作家に特化して集中...
十七条憲法は、604年に聖徳太子(厩戸皇子)が作ったとされる17条からなる法文です。 中身を見ると、道徳的な訓戒のようにも見て取れるのですが...
読書週間もあと少しなので、今回は女流作家を中心に、自分がこれまでに読んできた書物リストの作成を続けたいと思います。 いやあ、恥ずかしげもなく...
整理してみて改めてわかってくるのは、小説ひとつ取ってみてもホント乱読と偏読が激しいなあ、という点です。 一連の読書歴だけを一通り列挙した上で...
今回は20台の頃に読んでインパクトのあったハードボイルド系の小説の整理の続きです。 で、今回も全然女性好みの内容ではないので、その旨ご容赦く...
柳田國男の遠野物語。 先日テレビで特集を行っていたこともあり、改めて読み返してみました。 河童、座敷わらし、雪女など、誰でも知っている妖怪...
ご存じでした? 今日は、日本の古典文学を顕彰する記念日、古典の日です。 そんな代表として”源氏物語”を挙げてみたいと思います。 これは平安...
海外モノの小説といって、真っ先に想い浮かぶのが、小・中学校の頃に夢中になって読んでいたE.R.バローズのSFシリーズものです。 映画ジョン・...
自分の20代の頃というと、振り返ってもとにかく猪突猛進の日々だったように思えます。 そんな中、本を読むときだけが一時の非現実を味わえる貴重な...