諸子百家を含めた東洋思想の整理マップ!
ここでは、これまで整理してきた内容を踏まえ、また今後整理していく大枠の指針として、東洋思想の現時点までの整理マップを示しておきます。 今後内...
知命立命 心地よい風景 〜リベラルアーツ・知性と教養の海原〜
This is THE Shutou's SIGHT
ここでは、これまで整理してきた内容を踏まえ、また今後整理していく大枠の指針として、東洋思想の現時点までの整理マップを示しておきます。 今後内...
ブログの再構築を通して一環しているのは、日本文化の美しさや東洋思想の素晴らしさを軸にした整理です。 見直しを始めて数か月余りということもあっ...
儒教的な道徳を用いた倫理観であり、「仁義を尽くす」とか「忠義を尽くす」と言ったことを求められる武士道。 武士階級が解体された後も、武士道の持...
古来から預言書の類のものは玉石混交で、政情不安になる周期においてはたびたびブームとなりますが、今回はそんな預言書について整理してみたいと思い...
『孝経』は、曽子の門人が孔子の言動をしるしたという中国の経書七経のひとつです。 儒教の根本理念である孝を述べ、つぎに天子、諸侯、郷大夫、士、...
『翁問答』は、孝行を中心とする道徳哲学を、わかりやすく問答形式で説いた全2巻の教訓書・心学書です。 先覚者「天君」とその弟子「体充」の問答を...
『修身教授録』の著者・森信三氏は、戦前・戦後を通じ日本の教育界最大の人物であると言われた哲学者・教育者です。 その生涯は「人生二度なし」の真...
『言志四録』は、佐藤一斎が後半生の四十余年にわたって書いた4書1133条※)の訓戒語録集で、西郷隆盛が座右の書とし、幕末維新の多くの志士達が...
『菜根譚』は、別名『処世修養篇』ともいい、明時代末期の洪自誠(こうじせい)による前集222条後集135条からなる箴言集です。 前集:主として...
『淮南子(准南子、えなんじ)』は『淮南鴻烈』ともいい、前漢の武帝・淮南王劉安が蘇非・李尚・伍被らの学者を集めて編纂させた10部21篇から成る...
先に赤穂浪士について触れましたが、彼らに多大な影響を与え、また後世では伊藤仁斎、荻生徂徠、吉田松陰、乃木将軍といった人物に影響を与えた思想家...
先日鬼谷子について触れた際に、縦横家だというお話しをしましたが、そもそも縦横家という言葉が聞きなれないと思いますので、改めて整理しておきます...
蒙求は、唐の李瀚が経史から歴史人物の逸話行跡を集約抜粋して著した、伝統的な中国の初学者向け教科書です。 日本には平安時代に伝えられ、鎌倉時代...
列子は春秋戦国時代の人、列御寇(河南鄭州人)の尊称にして道家「道」を体得した有道者。 その学問は黄帝と老子の思想にもとづき、清淡虚無、無為自...
『鬼谷子』(きこくし)は中国の戦国時代の縦横家・鬼谷(鬼谷子)によって書かれた、他人を説得する方法・遊説の方法についての書です。 一般に偽書...
韓非は、中国戦国時代末期の韓の思想家・法家で、戦国時代の思想・社会の集大成・分析とも言える非情の書『韓非子』(20巻55篇313章 106,...
呂氏春秋(呂覧)とは、中国の戦国時代末期、秦の呂不韋が食客を集めて共同編纂させた十二紀・八覧・六論、26巻160篇から成る書物です。 「十二...
このブログ上では”古典から学びましょう”ということを何度か言及させて頂いていますが、今回はその姿勢について少し触れておきたいと思います。 実...
『墨子』の著者は中国春秋末期戦国時代の思想家墨翟とされ、一切の差別が無い博愛主義(兼愛)を説いて全国を遊説した人物で、墨子として知られていま...
荀子は、姓は荀、名は況といい、孟子の晩年の頃、戦国末期に趙に生まれ、秦の始皇帝の即位直前にこの世を去った儒学者で、しばしば荀卿と称されます。...
古代中国の春秋時代の思想家である老子の唱えた『道(タオ)』の思想は、戦国時代の荘子の無為の思想と並んで老荘思想と言われます。 老荘思想が最上...
人にとって大事なこと。 それは第一に、人としての本質的要素。 そして第二に、そこに付随した属性要素 だと、私は考えます。 では、本質的要...
古代中国の春秋時代の思想家である老子(B.C.5世紀頃)の唱えた『道(タオ)』の思想は、戦国時代の荘子の無為の思想と並んで老荘思想と言われま...
明治維新は日本の大きな転換点でありグローバル化の一歩として評価されていますが、私達はそこに大きな落とし穴があったことにも気付くべきです。 今...
孔子の教学(儒教)の根本思想は修己と治人(倫理と政治)であり、儒教の文献の中でも最も要領よく概論したものが『大学』と『中庸』とされています。...
孟子は戦国時代中国の儒学者・思想家で、仁や孝悌(四徳と五倫)を重んずるとともに性善説に基づいた王道政治を説いた人物であり、その言行をまとめた...
『論語』は、春秋時代に生きた孔子とその弟子のやり取りを中心とした言行録です。 これは儒教の経書四書(『大学』『中庸』『論語』『孟子』)のうち...
『大學(大学)』ってご存知ですか? あの二宮金次郎(尊徳)が、薪を背負いながら読み耽っているあの書、『大學』です。 儒学では『四書』(『論語...
『近思録』は、朱熹と呂祖謙が周濂渓、張横渠、程明道、程伊川の著作から編纂した、14巻からなる朱子学の入門書です。 儒学では『四書』(『論語』...
『小學(小学)』は、187年に朱熹が劉子澄に編纂させた儒教的な初等教科書で、朱子学の基本となる書です。 儒学では『四書』(『論語』・『孟子』...
肥前平戸の名君松浦静山侯の江戸時代後期を代表する随筆集『甲子夜話』の巻三十九に輯録されている『水雲問答』。 これは、上州安中の殿様板倉伊予守...
熊沢蕃山は、江戸前期の儒学者・陽明学者です。 元禄・享保期の思想家・儒学者の荻生徂徠にして「この百年来の大儒者は、人材では熊澤(蕃山)、学問...
『伝習録』は、明の時代に王陽明が起こした儒学の教えを上中下巻に纏めたもので、陽明学の入門書ともいわれています。 日本には江戸時代に伝来し、以...
大塩平八郎の乱は、江戸時代の天保8年(1837年)に、大坂で大坂町奉行所の元与力大塩平八郎(中斎)とその門人らが起こした江戸幕府に対する反乱...
『宋名臣言行録』は、宋代に活躍した名臣の言行を、朱子とその弟子李幼武とががまとめた中国古典の伝記集です。 『貞観政要』と並び、帝王学の二大テ...
『李衛公問対』は「武経七書」のひとつで、唐の太宗李世民と李靖の対話形式で構成されている兵法書です。 別名『唐太宗李衛公問対』『唐李問対』とも...
『司馬法』は「武経七書」のひとつで、古くから伝わる司馬の兵法を研究させ、それに司馬穰苴の兵法を付け加えて『司馬穰苴の兵法』と名付けたものとさ...
江戸時代の風俗、事物を説明した類書『守貞謾稿』に書かれている意気と粋。 「京坂は男女ともに艶麗優美を専らとし、かねて粋を欲す。 江戸は意気...
兵法の代表的古典「武経七書」のひとつ、『三略』です。 こちらは問答形式で戦い方、陣構え、戦術などの疑問に答える形で説明している兵法書となりま...
侘・寂(わび・さび)は、質素で静かなものを指す日本の美意識の1つですね。 一般的には、質素、粗末、簡素、寂れるといった意味で表されますが、精...
兵法の代表的古典「武経七書」のひとつ、『六韜(リクトウ)』です。 周の文王・武王と太公望との対話という形を成して、政治のあり方、国のあり方、...
残心とは日本の武道および芸道において用いられる言葉です。 残身。 残芯。 いすれも、だらしなくない事や気を抜かない事や卑怯でない事を表す...
『尉繚子(ウツリョウシ)』は、中国古典兵法書「武経七書」のひとつで、秦の始皇帝に仕えた名将尉繚の説を収録したものといわれている人間本位の兵法...
『孫子』は、中国古典兵法書として知られる「武経七書」の中でも最も有名な兵法書であり戦略書です。 『孫子』は中国で最も古い兵法書でありながら、...
武経七書とは、北宋・元豊三年(1080年)、神宗が国士監司業の朱服、武学博士何去非らに命じて編纂させた武学の教科書です。 当時流行していた兵...
徳川時代から明治・大正を中心に広く普及し、多くの文人・墨家が愛読したものとして『菜根譚』よりずっと内容が豊富で面白いとまで言われていた『酔古...
『陰騭録』(いんしつろく)とは、明代、呉江の人で、嘉靖年間から万暦年間を生き、74歳で亡くなった袁了凡(袁黄)が自己の宿命観を乗り越えて、自...
南洲翁遺訓は西郷隆盛の遺訓集で「西郷南洲翁遺訓」、「西郷南洲遺訓」、「大西郷遺訓」などとも呼ばれているものです。 明治維新の最大の功労者とも...
三事忠告における、前回、前々回からの整理の続きです。 今回は、官吏・地方長官・地方行政担当者に向けた忠告・アドバイスを示した牧民忠告について...
三事忠告における、前回からの続きです。 今回は、法務警察関係者・検察・裁判官に向けた忠告・アドバイスを示した風憲忠告について整理してみます。...