今日(11/1)古典の日に、源氏物語を読む!
ご存じでした? 今日は、日本の古典文学を顕彰する記念日、古典の日です。 そんな代表として”源氏物語”を挙げてみたいと思います。 こ...
知命立命 心地よい風景 〜リベラルアーツ・知性と教養の海原〜
This is THE Shutou's SIGHT
ご存じでした? 今日は、日本の古典文学を顕彰する記念日、古典の日です。 そんな代表として”源氏物語”を挙げてみたいと思います。 こ...
高橋是清は、明治維新から大正・昭和にかけて活躍した日本の政治家で、第20代内閣総理大臣を務めた人物です。 特に最先端の金融理論を駆使した財...
荻生徂徠は、朱子学に立脚した古典解釈を批判し、古代中国の古典を読み解く方法論としての古文辞学(蘐園学派)を確立した江戸時代中期の儒学者・思想...
吉田松陰の主著の一つとされるのが山鹿素行の著書・山鹿流兵学の「武教全書」を講じた『武教全書講録』です。 この著述は、安政三年に子弟を相手に...
中江兆民は、明治時代の思想家、ジャーナリスト、政治家であり、フランスの思想家ジャン=ジャック・ルソーを日本へ紹介して自由民権運動の理論的指導...
江戸後期の農政家で思想家である二宮尊徳は、薪を背負った姿で有名なご存知、二宮金次郎です。 農家に生まれ、没落した家を再興し、幕末の頃、六百...
瞑想と座禅の違いを表すなら、あなたはどう答えますか? 端的にいえば、自我意識に集中するか、それを削ぎ落として無と化すか、でしょう。 ...
『山鹿語類』は、朱子学に疑問をいだき独自な古学を主唱した山鹿素行の講義を門人たちが集録した、45巻からなる講義録です。 内容は君道、臣道、...
存在するすべてのものは、絶えず移り変わっていると観察する人生観であり世界観である「無常観」。 一般に無常というと、人生の短いことを儚む虚無...
山鹿素行※1)の著書についての続きです。 ※)”『孟子』滕文公章句と松陰が説く学ぶ意味について!”を参考にしてください。 ※1)山鹿素行...
人生の根本にある4つの真理を「四諦」といいます。(「諦」とはあきらめでなく「真理」という意味です) その4つとは「苦諦」「集諦」「滅諦」「...
『菜根譚』は、別名『処世修養篇』ともいい、明時代末期の洪自誠(こうじせい)による前集222条後集135条からなる箴言集です。 前集:主とし...
先に八正道※)について触れましたが、思いや考えを八正道によって規定し、それらをどういった形で行動に移していくのか? ここで、菩薩(仏道修行...
呂氏春秋(呂覧)とは、中国の戦国時代末期、秦の呂不韋が食客を集めて共同編纂させた十二紀・八覧・六論、26巻160篇から成る書物です。 「十...
八正道ってご存知ですか? これは、お釈迦様が「苦」を滅する方法として解き明かした八つの正しい道のことです。 涅槃に至る修行の基本ともされ...
古代中国の春秋時代の思想家である老子(B.C.5世紀頃)の唱えた『道(タオ)』の思想は、戦国時代の荘子の無為の思想と並んで老荘思想と言われま...
ブログの再構築を通して一環しているのは、日本文化の美しさや東洋思想の素晴らしさを軸にした整理です。 見直しを始めて数か月余りということもあ...
『論語』は、春秋時代に生きた孔子とその弟子のやり取りを中心とした言行録です。 これは儒教の経書四書(『大学』『中庸』『論語』『孟子』)のう...
先日鬼谷子について触れた際に、縦横家だというお話しをしましたが、そもそも縦横家という言葉が聞きなれないと思いますので、改めて整理しておきます...
孟子は戦国時代中国の儒学者・思想家で、仁や孝悌(四徳と五倫)を重んずるとともに性善説に基づいた王道政治を説いた人物であり、その言行をまとめた...
焚書坑儒とは言論・思想・学問弾圧を指す言葉ですが、元々紀元前213年に秦の始皇帝によって断行された思想弾圧事件のことです。 「書を燃やし、...
孔子の教学(儒教)の根本思想は修己と治人(倫理と政治)であり、儒教の文献の中でも最も要領よく概論したものが『大学』と『中庸』とされています。...
『伝習録』は、明の時代に王陽明が起こした儒学の教えを上中下巻に纏めたもので、陽明学の入門書ともいわれています。 日本には江戸時代に伝来し、...
『大學(大学)』ってご存知ですか? あの二宮金次郎(尊徳)が、薪を背負いながら読み耽っているあの書、『大學』です。 儒学では『四書』(『...
讖緯(しんい)説とは中国の漢代の末から盛んになった思想で、歴史や政治上の変革を占星術や暦学の知識によって解釈し予言しようとする説です。 儒...
儒学は”修己治人”己を修め人を治む”の学だと言われています。 つまり、人を治める立場の者はなによりもまずそういう立場にふさわしいように己を...
今年は第一次世界大戦から103年、敗戦から72年という時期にあたり、私達は改めて歴史から学ぶことが肝要です。 戦後の歴史教育では、しっかり...
徳川時代から明治・大正を中心に広く普及し、多くの文人・墨家が愛読したものとして『菜根譚』よりずっと内容が豊富で面白いとまで言われていた『酔古...
人にとって大事なこと。 それは第一に、人としての本質的要素。 そして第二に、そこに付随した属性要素 だと、私は考えます。 では...
『陰騭録』(いんしつろく)とは、明代、呉江の人で、嘉靖年間から万暦年間を生き、74歳で亡くなった袁了凡(袁黄)が自己の宿命観を乗り越えて、自...
明治維新は日本の大きな転換点でありグローバル化の一歩として評価されていますが、私達はそこに大きな落とし穴があったことにも気付くべきです。 ...
三事忠告における、前回、前々回からの整理の続きです。 今回は、官吏・地方長官・地方行政担当者に向けた忠告・アドバイスを示した牧民忠告につい...
このブログ上では”古典から学びましょう”ということを何度か言及させて頂いていますが、今回はその姿勢について少し触れておきたいと思います。 ...
三事忠告における、前回からの続きです。 今回は、法務警察関係者・検察・裁判官に向けた忠告・アドバイスを示した風憲忠告について整理してみます...
三事忠告! モンゴルが中国を支配した元の時代に、漢族として要職を歴任した官僚・儒学者の張養浩が管理者に向けて記した書物です。 要は、民衆...
『鬼谷子』(きこくし)は中国の戦国時代の縦横家・鬼谷(鬼谷子)によって書かれた、他人を説得する方法・遊説の方法についての書です。 一般に偽...
先日の『孟子』滕文公章句※1)にもありましたが、松陰が影響を受けた山鹿素行※2)について、もう少しその著書に触れてみたいと思います。 ※1...
30年の生涯を至誠で貫き通した吉田松陰ですが、その松陰にちなんだドラマ「花燃ゆ」が始まっています。 ※)松陰については、以前に整理した内容...
400年近く前に書かれた近江商人の家に古来から伝わる「商売の十教訓」というものがあります。 近江商人というと「三方よし」が有名ですが、この...
陰陽五行によると、一般に男性(陽)は能動的で攻撃に強く、女性(陰)は受動的で守備に強いといわれるそうです。(まあ、これにはいろいろと反論もあ...
今回は2回程に渡って、『武士道』について整理しています。 前回は、『武士道』としての精神性についてでした。 ※)『武士道』より学ぶ 大和...
『復楽園』(楽園回復)は、『新約聖書』の共観福音書「ルカ伝」に書かれた「荒野の誘惑」のエピソードをテーマに、イエス・キリストが救世主・贖罪主...
儒教的な道徳を用いた倫理観であり、「仁義を尽くす」とか「忠義を尽くす」と言ったことを求められる武士道。 武士階級が解体された後も、武士道の...
『小學(小学)』は、187年に朱熹が劉子澄に編纂させた儒教的な初等教科書で、朱子学の基本となる書です。 儒学では『四書』(『論語』・『孟子...
古来から預言書の類のものは玉石混交で、政情不安になる周期においてはたびたびブームとなりますが、今回はそんな預言書について整理してみたいと思い...
『孝経』は、曽子の門人が孔子の言動をしるしたという中国の経書七経のひとつです。 儒教の根本理念である孝を述べ、つぎに天子、諸侯、郷大夫、士...
『淮南子(准南子、えなんじ)』は『淮南鴻烈』ともいい、前漢の武帝・淮南王劉安が蘇非・李尚・伍被らの学者を集めて編纂させた10部21篇から成る...
『言志四録』は、佐藤一斎が後半生の四十余年にわたって書いた4書1133条※)の訓戒語録集で、西郷隆盛が座右の書とし、幕末維新の多くの志士達が...
『修身教授録』の著者・森信三氏は、戦前・戦後を通じ日本の教育界最大の人物であると言われた哲学者・教育者です。 その生涯は「人生二度なし」の...
韓非は、中国戦国時代末期の韓の思想家・法家で、戦国時代の思想・社会の集大成・分析とも言える非情の書『韓非子』(20巻55篇313章 106,...