皆川淇園の説く開物思想とは?門人3,000人を抱えた江戸時代の賢人を知っているか?
公卿から庶民まで門人3,000人を超えていたといわれる家塾を京都に開いて多くの儒者を養成する一方、風雅に遊んで詩書画をよくする文人であり、山...
知命立命 心地よい風景 〜リベラルアーツ・知性と教養の海原〜
This is THE Shutou's SIGHT
公卿から庶民まで門人3,000人を超えていたといわれる家塾を京都に開いて多くの儒者を養成する一方、風雅に遊んで詩書画をよくする文人であり、山...
かつての日本に、ダーウィンより40年も前に進化論を唱えた人物がいたことをご存じでしょうか。 中国、日本の古典文学に通じ、医学、天体力学、生物...
播州の田舎から出て、倒産しかかっていた大坂の米仲買・大名貸商人升屋を番頭の立場から立て直し、ついに仙台藩の蔵元へと発展させた山片蟠桃は、同時...
湯川秀樹に天才と言わしめ、本居宣長とまったく同時代に生きた三浦梅園は、江戸時代の思想家、自然哲学者、医者であり、「梅園三語」といわれる、条理...
朱子学者頼春水の子として大阪江戸堀で生まれ、江戸で尾藤二洲・服部栗斎に師事し、朱子学・国学を学んだ江戸時代後期の日本を代表する漢学者・頼山陽...
これまで幾つか新渡戸稲造の著書について整理してきましたが、一連の総括も含めて今回は『世渡りの道』についてです。 そもそも新渡戸稲造は、江戸...
あなたが学ぶ目的とは何でしょうか。 「就職のため」「一流企業にはいるため」「医者になるため」「弁護士になるため」「偉くなるため」「役にたつか...
経営にも通じる、外交交渉における心構え「八勿の訓」と、商人のあり方について書いた「商人八訓」を中心に、渡辺崋山という人物にスポットを当ててみ...
連戦連勝は、いかなる国の歴史、いかなる勇将の伝記においても、永続した戦役にはあり得ないという、昔の武士の言葉があります。 「勝つ事ばかり知り...
先の武士道の折にも触れた新渡戸稲造の代表作に『修養』という書物があります。 武士道より学ぶ!新渡戸稲造の表す思想と陽明学の精神! 日本の教...
今年の6月に「平成29年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)記憶遺産への登録を目指す候補として、『信長公記』の応募もあった」という記事がありま...
最晩年の福沢諭吉が、訪問してくる客と交わした宇宙観、人生観、処世観、宗教観などといった会話・談話を書き溜めていたものの中から、選び出して独立...
幕末の尊皇攘夷運動に影響を与え、日本史上のベストセラーと呼ばれた『日本外史』『日本政記』『通議』という書物があります。 これらは、政権が朝廷...
今日(7月24日)は、関東大震災から東京を復興させた「国家の医師」後藤新平の生誕158回目の日です。 後藤新平は苦学して医師となり、その後...
平田篤胤は、荷田春満、賀茂真淵、本居宣長に連なる国学の四大人に数えられ、浅見絅斎の流れを汲む中山青我に漢籍を学び、国学を修めて古道研究の端を...
以前『易経 (周易) 』※)について整理しましたが、それを改修して、より一層精密な人間の運命を予言する書とした、前漢の思想家揚雄の一〇巻から...
『国語』は、21巻から成る国別の春秋時代史で、春秋時代『春秋左氏伝』の著者とされる魯の左丘明の編纂といわれ、周・魯・斉・晋・鄭・楚・呉・越の...
『晏子春秋』は、中国春秋時代の斉において霊公 、荘公、景公の3代に50年に渡り仕え宰相となった晏嬰に関する言行録をまとめた、内篇(六篇)と外...
江戸時代に朱子学を否定した儒教学の学派には、山鹿素行の「聖学」、伊藤仁斎の「古義学」、荻生徂徠の「古文辞学」などがあり、それを総称して「古学...
『山海経』は著者未詳にして、18巻から成る中国最古の空想的地理書ですが、その内容は洛陽を中心に山川の地理、動植物や鉱物、山岳祭祀、辺遠の国々...
今回は『論語古義』『孟子古義』の成果を集約し、南宋の朱子学者陳淳(北渓)の『北渓字義』に対抗した、仁斎学の基本的な諸概念の規定集で、上巻では...
先に本居宣長の『直毘霊』に触れましたのが、これと並んで復古神道(古学神道)を代表する書とも言われる、賀茂真淵の『国意考』についても少し整理し...
”天は人間の行為を逐一監視していて、善い行いには賞を、悪い行いには罰をその報いとして与える”「功過思想」という考え方がありますが、その基礎を...
当初『古事記伝』第1巻総説に収められたものが、のち単行本として刊行 (1825) された、”直毘神のみたまにより漢意 (からごころ) を祓い...
「戦国時代」という語の由来ともなっている『戦国策』は、『国策』『国事』『事語』『短長』『長書』『脩書』といった書物を元に、衛の倬公の起こった...
今日(6月21日)は、、江戸時代の国学者・文献学者・医師ともいわれる本居宣長の生誕285回目の日です。 本居宣長については過去にも何度か整...
『文明論之概略』は、福澤諭吉が著した、全10章から成る西洋と日本の文明を比較した文明論説です。 初版は1875年(明治8年)に刊行。 『学問...
『資治通鑑』とは、「温公通鑑」や「涑水通鑑」とも呼ばれ、中国北宋の司馬光が1065年の英宗皇帝の詔により編纂した、戦国時代の始まりから959...
Boys, be ambitious! この有名なフレーズは、北海道開拓の父・クラーク博士が、当時の札幌農学校(現・北海道大学)の学生に向...
中国の歴史読本に、正史のうち『史記』から『新五代史』までの17正史に『宋史』を加えた18史を取捨選択して編纂した『十八史略』という歴史入門書...
これまで、吉田松陰の書物や思想からその人間性を読み解いてきましたが、今回は時代の趨勢を正しく掴んでいたと思われる思想の支柱について、考えてみ...
三輪執斎は、致良知の説を尊び、1712年王陽明の『伝習録』に標注を加えてわが国初の『標註傳習録』という書物を翻刻し、中江藤樹、熊沢蕃山なきあ...
中国南北朝の宋の劉義慶が編纂した、後漢末から東晋までの貴族・文人・僧侶・名士の逸話を集めた3巻36編から成る小説集『世説新語』というものがあ...
藤田幽谷の「正名論」について 後期水戸学は、この人に始まる、ともいわれる藤田幽谷。 幼少の頃より非常に優れた才能を発揮し、水戸藩内のみならず...
「三大奇書」といわれるものをご存じでしょうか? 中国で元代から明代にかけて俗語体で書かれた3つの長編小説『三国志演義』、『水滸伝』、『西遊...
現在整理中の日本思想について、目次で収まりきれないものを整理マップとして抽出してまいります。 サイト全体の目次は以下となります。 ・東洋思...
現在整理中の四部の学における諸子百家、天文学・暦学・医学・薬学等に関わる子部について、目次で収まりきれないものを整理マップとして抽出してまい...
現在整理中の四部の学における文学作品、文芸評論に関わる集部について、目次で収まりきれないものを整理マップとして抽出してまいります。 ちなみに...
現在整理中の四部の学における歴史・地理・類書に関わる史部について、目次で収まりきれないものを整理マップとして抽出してまいります。 ちなみに、...
現在整理中の儒教の経典に関わる経部について、目次で収まりきれないものを整理マップとして抽出しました。 ちなみに、東洋思想全体の分類の仕方です...
『爾雅』は十二経の一つで、漢代に成立されたとされる辞書であり、現在に伝わるものとしては中国最古の3巻19篇から成る字書です。 元祖Wikip...
和辻哲郎氏著の『日本精神史研究』という本をご存知でしょうか。 これは和辻氏が大正時代に大学の講義の草案としてまとめていた論文を集めたもので、...
南方熊楠を一言で言い表すのは難しい。 幼い時から驚くべき記憶力の持ち主で歩くエンサイクロペディア(百科事典)と称された反骨の世界的博物学者...
内村鑑三が著した『代表的日本人(epresentative Men of Japan)』は、岡倉天心『茶の本(The Book of Tea...
『勝鬘経義疏』は、聖徳太子によって著されたとされる『三経義疏』のひとつで、『勝鬘経』の注釈書(義疏・注疏)として、611年に作られた1巻から...
日蓮は鎌倉時代の仏教の僧で、鎌倉仏教の宗旨のひとつ日蓮宗 (法華宗) の宗祖にして、滅後に皇室から日蓮大菩薩と立正大師の諡号を追贈されていま...
宮本武蔵については、以前『独行道』や『兵法三十五箇条』について触れましたが、今回はその著書『五輪書』についてです。 武士道より学ぶ!ますらを...
『学問のすすめ』は、福沢諭吉が著した十七編17分冊からなる書物で、人間の自由平等と独立の思想に基づいた明治啓蒙期の代表的著作です。 最終的に...
渋沢栄一氏は、幕末から大正初期にかけての日本の武士、官僚、実業家にして、理化学研究所の創設者であり、第一国立銀行や東京証券取引所などの設立・...
宮本武蔵については、以前『独行道』について触れましたが、今回はその著書『兵法三十五箇条』についてです。 武士道より学ぶ!ますらをの道を行く大...